ホワイトサイダー 名作選 | |
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(葬式の片づけをする若い女性と、それを手伝う中年男性・・・) |
上田 | 有難うございます、片付けまで手伝って頂いて・・・。 |
北川 | いやいや、啓太は数少ない親友だったからさ。 |
上田 | ・・・本当に助かりました、何てお礼したらいいか・・・。 |
北川 | 本当にいいんだって。・・・それにしても、まさか啓太が突然死だなんて・・・せっかく国会議員になれたのに・・・。 |
上田 | 本当に・・・初当選の時、あんなに喜んでいたのに・・・。 |
北川 | ・・・学生からの夢だったのにな。生徒会長だった当時から、「僕がこの国を変える!!」って言ってさ。 |
上田 | 本当に真面目で、質実剛健な人だったのに・・・。 |
北川 | ・・・昔から生真面目な奴でさ。俺が啓太に冗談でエロ本渡したら、 「こんな書物を読んでるなんて、何て破廉恥なんだ!!」って怒ってさ。 |
上田 | ・・・昔から真面目だったんですね。 |
北川 | 俺が冗談で「啓太だってマスをかいたりはするでしょ?」って聞いたら、「私はそんな事しない!! 政治家はそんな不埒な事に耽ったりしない!!」ってムキになってさ。 |
上田 | ・・・そうだったんですか・・・。 |
北川 | ・・・あ、ごめんね。こんな話、女の子にするもんじゃないね・・・。 |
上田 | いいえ、叔父は自分の話をしない人でしたから、逆に新鮮でした。 |
北川 | でも本当にいい奴でさ。どうしようもない不良だった俺に、唯一親身になってくれたのが啓太でさ。 啓太がいなかったら、きっと更生出来なかったと思ってるし、本当に感謝しているよ。 |
上田 | ・・・そうだったんですね・・・本当、叔父はいい人で・・・(涙ぐむ)・・・。 |
北川 | ・・・本当に・・・(涙ぐむ)・・・。 |
上田 | ・・・私が引き籠って親に見捨てられた時、唯一親身になってくれたのが叔父で・・・ 普段は無口で無愛想だけど、本当に叔父には感謝していて・・・。 |
北川 | ・・・・・。 |
上田 | そんな叔父が、長年の夢だった国会議員になるって聞いたとき、 私とっても嬉しくて、絶対応援するって思って・・・なのに・・・。 |
北川 | ・・・・・。 |
上田 | 「もう『おちんぽみるく』出るぅぅぅぅぅ!!!!!!」 ってイッたきり・・・。 (「党のシンポジウム出る」って行った) |
北川 | ・・・初オナニーの衝撃で死んだの!? |
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(チャリティライブに参加したホワイトサイダー、その主催者と会話・・・) |
北川 | ホワイトサイダーさん!今回はチャリティイベントに参加して下さって、本当に有難うございます!! |
上田 | いやいや、皆様のお役に立てることが出来て、こちらも嬉しいです。 |
北川 | いやまさか、あの人気番組「ボキャブラ恵国」のキャブラーさんが出演して下さるなんて! しかもメジャー40週連続継続中の・・・。 |
上田 | ・・・・・。 |
北川 | ・・・ご、ごめんなさい!!そういえば前回チャレンジャーに・・・。 |
上田 | ・・・ナ、ナンノコトカナーーー?チャレンジャーッテ、ボク、ヨクワカラナイナーーーーーー・・・・。 |
北川 | ・・・そ、そうだ!観客の方から喜びのお手紙を頂いたんですよ。 ええっと・・・「ホワイトサイダーさんを生で観られてとても嬉しいです!!これからもメジャー維持頑張っt |
上田 | ア、アヒャ、アヒャヒャヒャヒャヒャ(゜∀゜)!!アヒャヒャヒャヒャヒャ(゜∀。)!! 俺は人間をやめるぞーーーー!!!UUURRRRYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!! UUURRRRYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!! |
北川 | ・・・ご、ごめんなさい!!えっと、別の方のお手紙を・・・ 「ホワイトサイダーさんならメジャー50週も夢じゃないでs |
上田 | ルイズ!ルイズ!ルイズ!ルイズぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!! あぁああああ・・・ああ・・・あっあっー!あぁああああああ!!! ルイズルイズルイズぅううぁわぁああああ!!!あぁクンカクンカ!クンカクンカ! スーハースーハー!スーハースーハー!(中略) 俺の想いよ優ちゃんへ届け!!けーてれの優ちゃんへ届け!!!!! |
北川 | ・・・だ、大丈夫ですか、上田さん!!! |
上田 | ・・・す、すいません・・・お見苦しい所を見せてしまって・・・。 |
北川 | こちらこそ申し訳ありません・・・ところでお礼の件なのですが、今回ホワイトサイダーさんには、 謝礼金として出演料をお渡しさせて頂きたいなと思っているのですが・・・。 |
上田 | いや、お金はいいですよ。ボランティアでやってることですし。 |
北川 | し、しかし・・・。このチャリティライブに時間を取ってしまった私達にも、チャレ降格の責任はありますし・・・。 |
上田 | 私達芸人は、お客様を笑わせることが最大の喜びであり、お客様の笑顔が一番の報酬なんです。 今回のチャリティライブも、私が好きで出演を承諾したわけですし、もし時間を費やしたとしても、 それはより皆様の笑顔が見たかっただけなんです。 その成果もあって皆さんの笑顔が見れましたし、私はそれで満足です。 |
北川 | で、ですが・・・。 |
上田 | ・・・だから、チャレ行きは受け止めません (謝礼金) (受け取れません) |
北川 | それは受け止めて下さい。 |
実況 | (バンクーバーのカーリング試合場にて・・・) (やりました!!日本カーリングチーム金メダル!!最終エンドで奇跡の大逆転劇です!!!) |
北川 | や、やった・・・勝った・・・勝ったんだ・・・私達勝ったんだ!! |
上田 | ハァ、ハァ、ハァ・・・。 |
北川 | 小倉さん!!海原さん!!井出さん!!小杉さん!!・・・そして緋水さん!! この勝利は皆様方のおかげです!! 相手チームの陰謀で石が壊れた時、皆様が石の替りになってくれると名乗り出てくれたおかげで・・・。 |
上田 | ハァ、ハァ・・・それはよかった・・・。 |
北川 | 本当にありがとうございまs・・・緋水さん!!大丈夫ですか!! 頭が血だらけじゃないですか!!!それに他の皆様も!!・・・誰か担架を!!担架を呼んで!! |
上田 | いいんですよ・・・北川さん・・・この位・・・大丈夫ですよ・・・。 |
北川 | いいって・・・そんな訳にはいかないですよ!!皆様は私達を救ってくれたんですよ!! 日本中の・・・いや世界中の英雄なんですよ!! |
上田 | 英雄か・・・そうか・・・それはよかった・・・これで悔いなく天国に・・・。 |
北川 | 天国って・・・死んじゃいやですよ!!死なないでください!!死なないでください・・うぅぅ・・・。 |
上田 | 泣かないでくださいよ・・・せっかく金メダル獲れたのだから笑顔でいなくちゃ・・・ そうだ北川さん、どうして私達が禿げているか知っていますか・・・? |
北川 | 喋らないでください!!これ以上喋っちゃ駄目です!! |
上田 | ・・・私達が禿げているのは、神様からの試練なんです。 私達がハゲへの劣等感に屈せず、誇りを持って人々に親身になってあげられるかどうか試されているんです。 |
北川 | ・・・・うぅぅ・・・。 |
上田 | そしてこの試練を乗り越えた時・・・私達は神様になることが出来るのです。 だから神様は皆禿げているんですよ。神様になって・・・ゴホッゴホッ・・・ また人々を助けてあげることができるのです・・・。 |
北川 | 十分です!!皆様は十分神様です!!だから死なないでください!!お願いですから・・・うぅぅ・・・。 |
上田 | ・・・大丈夫ですよ・・・北川さん・・・皆様のお役に立てて・・・ 私達はもう・・・思い残す事は・・・ありません・・・なぁ小倉、海原、井出、小杉よ・・・。 これで・・・ようやく・・・試練を・・・乗り・・・超え・・・。。。。。 |
北川 | 小倉さぁぁぁん!!海原さぁぁぁん!!井出さぁぁぁん!! 小杉さぁぁぁん!!緋水さぁぁぁぁぁぁん!!!!!! |
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頭皮五神 (冬季五輪) |
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