ているず 名作選 | |
ルズ | おい、テイ、テイ、テイ田〜!! |
テイ | どうしたんだよルズ原、そんな慌てた顔して。 |
ルズ | この前、買った、宝、くじ、3億円、当たった!! |
テイ | え〜マジかよ!すげぇなおい!! |
ルズ | いや、当選、番号、見た時は、信じられ、なかったけど。確かに、ピッタリ、一致、してた、んだ。 …やった。3億、あれば、いろんな事。できるぞ!! マンション、買ったり、車、買ったり、うまい、もん、食ったり、旅行、だって、たくさん、行けるぞ!! それに、仕事、だって、当分、しなく、ても、いいんだ!! グフ、グフフ。グ、フフ。オレは、大金、持ちに、なった、んだ!! アハ、アハハ。。ア、ハ。ア、ハハ、ハ、ハ、。…… |
テイ | ……お前さ、ちょっと句読点ありすぎなんじゃねぇの!? (有頂天になりすぎなんじゃねぇの!?) |
ルズ | …ゴメン。 |
テイ | あー、午前中外回りの営業疲れたな。もう11月だというのに、汗びっしょりだよ…。 それに、朝からの営業は40手前の体にはこたえるな…。 とりあえず、そこの喫茶店で一服してから帰社するか…。 |
|
(ウィーン) |
ルズ | いらっしゃいませ!何名様でしょうか? |
テイ | 1人だけど。 |
ルズ | かしこまりましたー。…相当、オヤジくさい!! (少々お待ちください。) |
テイ | はい? |
ルズ | ……8×4、パキラどうぞ!! (……えーっと、あちらどうぞ。) |
テイ | 消臭スプレーかよ!失礼過ぎるだろ!! |
テイ | お願いします!娘さんを僕に下さい!! |
ルズ | ダメだ!お前みたいな奴にオレの娘はやれん!! |
テイ | 絶対に娘さんを幸せにしてみせますから!! |
ルズ | ダメだダメだ!!絶対に結婚は認めん!! |
テイ | 確かに僕の職業は水商売で、真面目で厳格なお父さんにとっては不安かもしれません。 でも、お互い真剣に愛し合っているんです!!お願いします!! |
ルズ | 黙れ!お前にお父さんなどと呼ばれる筋合いはない!! お前みたいなのが、オレの娘と付き合っているというだけで反吐が出る!! |
テイ | …。 |
ルズ | …ホント、お前が娘とイチャイチャしながらデートをしていると想像するだけで、虫唾が走る!! |
テイ | …。 |
ルズ | それに、お前が娘と舌を絡ませながらとろけるキスをしていたり、 お前が娘の乳房をニヤニヤしながらモミモミしていたり、 お前が娘の足の裏からケツの穴まで体中をハァハァしながら舐め回してたり、 お前がベッドの上で恍惚の表情を浮かべながら、娘とズッコンバッコンしていると思うだけで、 オレは、オレは…。 |
テイ | ……。 |
ルズ | ……。 |
テイ | ……と、とにかく娘さんとの結婚を認めて下さい!! |
ルズ | うるさい!!…オレがシモネタ言って引いてるだろ!? (オレは認めないって言ってるだろ!!) |
テイ | じゃあ言うなよ!! |
テイ | 「ルズミの3分クッキング」今日の料理は「サーモンと玉ねぎのさっぱりマリネ」ですが、 料理の方は完成し、残すはソース作りだけとなりました。では、ルズミ先生。 |
ルズ | はい。料理名の通り、さっぱりと行きましょう。 |
テイ | それでは先生、よろしくお願いします。 |
ルズ | はい。では、まず頭を出してください。 (おたま) |
テイ | …えっ!?ちょっと何するんですか、先生!! |
ルズ | そして、バリカンのスイッチを入れて、 よ〜く刈り上げます。 (油と酢に塩入れて、よ〜くかき混ぜます。) |
テイ | ちょっ、ちょっ…このオバサン結構力が強い…。 |
ルズ | そして、よ〜く刈り上げたら、 さっぱりとした坊主の出来上がりです。 (よ〜くかき混ぜたら、さっぱりとしたソース) |
テイ | 何してくれてんだテメェ!! |
それでは、エントリー作品をご覧ください |