なまず体操 名作選 | |
魚住 | おい、お前・・・吉川だろ? |
吉川 | ・・・お、お前、魚住!? |
魚住 | 何驚いた顔してんだよ。5年ぶりだな。 |
吉川 | だって、お前、昔は背も低くて・・・ガリガリだったのに・・・ |
魚住 | お前に、いつも殴られたり、蹴られたり、踏みつけられたりしていじめられていたからな。 強くなりたいと思って、体鍛えたんだよ。 |
吉川 | ・・・・。 |
魚住 | もう、俺の方が全然体も大きいから、ケンカしても、お前は絶対俺に勝てねーぜ。 お前、昔は俺のことよくもいじめてくれたよな。 |
吉川 | もう シバケない (申し訳ない) |
魚住 | 少しは反省しろ!!!!! |
魚住 | いやー、お前の働きはマジで素晴らしかったぞ、吉川。このプロジェクトが成功したのも、お前のおかげだな。 |
吉川 | ありがとう。でも、この成功はみんなの努力なくしてはありえなかったよ。 |
魚住 | またまたー、謙遜しちゃって。みんなお前のことを「大将」とか呼んで尊敬してるんだぜ。 |
吉川 | 大将って・・・よせやい、そんなガラじゃないよ。だいたい、恥ずかしいじゃないか。 |
魚住 | そう言うなって、それに見合うだけの働きをしたんだからさ。何度でも言ってやるよ。な、大将? |
吉川 | よっ、家来! (よせやい) |
魚住 | いきなり調子に乗るな! |
魚住 | おはようー。(カチッ) ・・・あれ? オレのとこの蛍光灯が切れてるぞ。おい、吉川! お前、昨日蛍光灯を買いに行くように言っただろ。どうしたんだ? |
吉川 | ! す、すみません、忘れてました! |
魚住 | やっぱりな。 全く、気をつけろよな。 |
吉川 | 本当に申し訳ございません! この私としたことが・・・ |
魚住 | もういい、分かったから。とりあえず、このままじゃ仕事できないな。 |
吉川 | 何てことを・・・本当に、お詫びの言葉もございません。 |
魚住 | いやいや、もういいからさ。 とりあえず、この状況を何とかしてくれよ。 |
吉川 | 教会に行ってきます! (今日、買いに行ってきます!) |
魚住 | ザンゲはいいから、買ってこい!!!!!!! |
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